歯医者の厳選おすすめ歯ブラシまとめ

2025年9月
  • 子供の弱いエナメル質を守る親の役目

    知識

    大人の歯に比べて、子供の歯、特に生えたばかりの永久歯のエナメル質は、まだ未完成で非常にデリケートな状態にあることをご存知でしょうか。歯が生えてから二年から三年ほどかけて、唾液中のミネラルを取り込みながら徐々に硬く成熟していきます。この未熟なエナメル質は、大人のものと比べて柔らかく、酸に対する抵抗力も弱いため、非常に虫歯になりやすいという特徴を持っています。特に、六歳頃に一番奥に生えてくる「六歳臼歯」は、噛む力が最も強く、歯並びの基準ともなる重要な歯ですが、生えきるまでに時間がかかり、溝も複雑なため、永久歯の中で最も虫歯リスクが高いと言われています。この大切な時期に、子供の弱いエナメル質を虫歯から守り、強く育ててあげることは、保護者の非常に重要な役目です。まず、フッ素を有効に活用しましょう。フッ素入り歯磨き粉での仕上げ磨きはもちろん、歯科医院での定期的な高濃度フッ素塗布は、歯質を強化する上で絶大な効果を発揮します。また、奥歯の複雑な溝をあらかじめ樹脂で埋めて虫歯を予防する「シーラント」も、この時期の子供にとって非常に有効な処置です。そして、おやつの与え方にも注意が必要です。甘いものを与える時間を決め、だらだら食べさせないことで、お口の中が酸性になる時間を短くし、再石灰化を促すことができます。子供の一生を左右する大切な歯の土台は、この時期に作られます。正しい知識を持ち、愛情のこもったケアで、お子さんの未来の笑顔を守ってあげましょう。