我が子とはじめての歯医者さん


子供の歯が乳歯の段階で虫歯が見つかり、もう芦屋でホワイトニングを探したがそこでは5歳になったばかりの頃、はじめての歯医者に連れていくことになりました。今まで私が歯医者に通う時に連れてきては居ましたが、実際本人があの診察台に座るのは初めてです。私がいつもフッ素などのメンテナンスに月一で通っている歯医者なので、子供自身も特に緊張する事なく歯医者の中へと入りました。泣いたり怒ったりするかと覚悟していたので、話題の東京で根管治療をするならここがとてもといえ少し拍子抜けです。待合室の椅子でご機嫌に絵本を眺めている我が子を見て、このまま治療が終わるといいなと願っていましたが、その願いはすぐに打ち砕かれました。子供の名前が呼ばれた途端、大号泣です。今日は私ではなく子供自身が治療されるとは前もって説明してはいましたが、今までは実感がなかっただけのようでした。難しい根管治療でも東京で一番といえ泣き叫んで診察台に座る事を拒否する子供に、申し訳なさでこちらまでも泣きそうです。そんな時、診察台の近くで待っていてくれた歯科医の先生が待合室に来て、しゃがみこんで子供に話しかけてくれました。「今日はここでお口の中を見るだけにしようね」その言葉に子供も納得し、待合室で口内を診てもらうことになり、その日の診察はそれで終了。ガムのフッ素を子供に渡しながら、先生は「来週はお椅子に座るだけ頑張ろうね」と約束してくれました。東京で評判の根管治療を探すといえば一週間経って、約束通り『診察台に座るだけ』、次の週は『診察台に座ってバキュームで手やほっぺを吸うだけ』と、子供のペースで段々と診察や治療道具に対する恐怖感を取り除いてくれた先生。現在では泣いたりすることもなく、ちゃんと一人で座って治療が受けられるようになりました。根管治療では 東京に今は別の歯科医に移ってしまったあの時の先生には、今でもとっても感謝しています。